子供達がお勉強を好きになる魔法☆

お勉強が嫌いなお子様に手を焼く親御さん。

ついつい叱ってしまう・・・

 

そんな悩みをよく聞きます。

最近では、オンラインゲームで娘がフレンドになった同年代の子供達からも、親が勉強ができないと怖い。などの悩みを打ち明けられることも増えました。

 

 

大人の皆様、お勉強、お好きですか??^^

私は好きです。なので、自分の子供にも、勉強の楽しさだけは教えてあげることができます。

 

 

子供達がお勉強を好きになる魔法☆

実はとってもシンプルで、簡単なことですので、子供の頃の記憶も、親としての体験も交えてお話しさせていただこうと思います^^

 

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まず、一番基本的なこととして、お子様方がお勉強が好きになるには、教える大人が勉強を好きになれば良いのです。

 

大人がお勉強を楽しむ姿や、打ち込む姿を見せるのも、非常に効果的です。

私が中学生の頃、父が危険物と毒物劇物を扱うにあたり、資格を取るために、帰宅後の時間や休日を利用して勉強をしていました。

その姿を見た時、「生涯勉強なんだな。どうすれば将来に生かす学び方になるだろう?」と大きな気づきをもらえました。

子供は、最も身近な大人である親を、社会の入り口としてよく見ています。

親の言葉よりも、親の姿や価値観から、人生を学び取っていくものです。

 

さて、お勉強というと、拒否感を覚えるお方も多いかも知れません。しかし、そう堅苦しく考える必要は全くありませんし、本来とても楽しいものですから、染み付いた苦手意識は手放してしまいましょう。

なぜなら、勉強のできない人というのは、存在しないからです^^

 

そういうと、「私全然できないよ?」と思われるお方もいらっしゃると思いますが、それは、勉強ができないのではなく、自分に合った勉強の方法を見出せていないだけなのです☆

 

人には、特性があります。耳から聞くのが得意な人、目で読むのが得意な人、空間把握が得意な人、運動を連動させるのが得意な人など、人によって記憶方法も認識方法も違ってきます。耳からの情報をうまく処理できない人に、いくら言い聞かせてもお互いが苦しくなりますし、目からの情報をうまく処理できない人に、いくらよく読めと言っても、読んでもわからないことをお互い認識できません。

幼少期の頃に、大方の特性は把握できますので、小さな頃からお子様に寄り添うという習慣が、後々にも活きてきます。

自分に合った勉強方法は、見つかるまで試すしかありませんが、そう時間はかかりません。片っ端から試してみれば良いのです^^初めは億劫かも知れませんが、急がば回れで、一番手っ取り早いですし、すべての体験の中には自分なりの気づきが必ずあります。

 

私は記憶系はひたすら書いて覚える目と運動を連動させるタイプでしたが、もっと効率を上げるために書きながら利き手ではない方の手で片耳を抑えながら声に出して脳に反復させて耳からも覚えていました。多くの器官にアプローチすれば、やはり早く覚えられるからです^^

詰め込んだ後は、1時間ほど違うことをして、脳を切り替え、それでも記憶が残っているか自分でテストをして確認というのを、数回繰り返します。

この方法で、1日で原稿用紙5枚分を丸暗記したことがあります。笑

自分が記憶しやすい方法、そして、その記憶したものを留めておきやすい方法を知ることも大切です。

お子様の場合は、その特色は顕著ですので、その子の得手不得手から推理して試してみるのも良いと思います

 

 

特に、小学校の勉強は、落ち着いて先生の話を素直に聞くことができれば、つまづくことはありません

その「落ち着いて」がキーポイントになるかと思いますが、精神的な不安がないことが大切です。

「間違えたら叱られる」という恐怖も、心が焦る要因です。

 

 

 

間違いは、勉学にとって最大のチャンスです。

スラスラ覚えたことよりも、苦労したりつまづいて覚えたことは、しっかり成功体験としても記憶としても残ります

 

子供がつまづいたり、間違えた時は、私は「これがこの子にとって重要なポイントになっていくのかな」と嬉しく感じ、寄り添って多方面の理解から丁寧に教えるようにしています。

 

大人にとっては考えるまでもなく簡単なことでも、子供たちは初めて知ることなのですから、わからなくて当たり前ですし、スムーズに覚えたり理解できなくて当たり前です。

悪いことをしているわけではないのに、できないことを叱るのはとても理不尽です。

私たちだって、初めて聞くような外国語で勉強を教えられても、きっと何一つ理解できません。

子供達にとって、教えてもらう言葉も、まだまだ慣れない表現方法です。

わからないことで叱られると解決方法もわからず逃げ道もなくなり、精神的に圧迫されるだけです。

 

わからない時は、伝える側が工夫して伝え、寄り添うことがとても大切です

できなかったことができるようになった成功体験は、次なる意欲に結びつきますよ^^

 

 

 

そして、大人になって、多くの人が苦戦する数学や物理や化学ですが、この基礎になる算数や理科も子供のうちから苦手な子は多いようです。

 

その原因は、子供のうちに思い切り夢中になって遊ばせないことにあります。

「賢い子に育てたければ、遊ばせろ」は、鉄則です。

 

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なぜなら、数学も物理も化学も、自然の中にあるものばかりだからです。

この自然の摂理への感性が非常に明暗を分けます。

それは、勉強だけでなく、生きる知恵(生活力)に多大な影響を及ぼします。

自然の中で身体を動かして遊ぶのが一番ですが、動物や植物などの生き物をお世話したり、ブロック遊びや、お人形遊びやおままごと、戦いごっこ・・・あらゆる遊びの中に、自然摂理や人間心理を学ぶ機会が溢れています

 

遊びという言葉から、不毛なイメージを持たれるかも知れませんが、子供にとって遊びこそ最も重要な脳の活性です^^

 

ですから、小学生のうちは、塾に行かせる時間を夢中で遊ばせる時間に当て、勉強のつまづきにはお叱りではなく寄り添って教えることで、勉強に対してポジティブな感性を育ててあげることで、勉強への拒否感はなくなります。

 

言葉はコミュニケーションに、計算は駄菓子などのお買い物に、距離やスピードの計算はスポーツにと、勉強は、遊びの中でも存分に活かされることばかりですから、好きな遊びに関連づけて教えてあげることで、子供の勉強への興味も変わってきます。

 

 

勉強嫌いなお子様は、その理由に「勉強ができないと叱られる」ことが最も多く挙げられますが、「楽しくない」「めんどくさい」というものもあります。

それは、勉強が、遊びを含めた自分の生活と遮断された感覚の先に存在しているからではないでしょうか?

勉強は、生活の質を上げるためにも必要不可欠で、自然摂理を理解している人は、スポーツも良くできます。鬼ごっこやかくれんぼ、ボール遊び、そういった遊びの中でも、自然摂理を理解していると、先を読む力が育ちます

ボールの方向を知るには、ボールの動きよりも、ボールを蹴る足の角度やボールへの負荷や回転、風の速度や方向など、瞬時に読み取ります。

夢中で遊ばせ、学んだことを生かす手助けになる声がけをするだけで、脳はどんどん活性化されるのです^^

 

自分の好きなことに勉強が深く関わってくるとわかれば、「楽しくない」はずもなく、「めんどくさい」と思うような理由もなくなりますね^^笑

 

 

どんなに勉強が嫌いでも、大人になれば、もっとやりたくないことをしなければ生活できない環境に置かれることも少なくありません。

そんな時、嫌いだから避けるというのもできるかも知れませんが、嫌いなことをいかに楽しくできるようになるかで、人生は大きく変わっていきます。

 

 

嫌いなことを無理矢理に強いるのではなく、嫌いなことを楽しくできるにはどうすればいいのか?子供のうちから、子供が困っているならば大人が寄り添い一緒に考えてあげることで、その子の人生は、その一手間からは想像もつかないほど可能性を広げていきます。

 

 

子供の勉強嫌いは、大人の接し方が大方の原因です。

勉強の出来不出来よりも、人生全体を考えて、勉強を好きになるにはどうすればいいのか?それは、保護者や教育者の仕事でもあり、まさに私たちがするべき勉強の一つですね^^☆

 

 

いかがでしたでしょうか?

とてもシンプルなことだったかと思います。

 

心配するがゆえに将来が不安になってついついガミガミ言ってしまうのは、自然な親の心理です。

 

その感情を、少し横に置いておいて、子供の気持ちや子供の視点に立って、どこがわかりにくいのかに寄り添ってみると、本当に「地球に来てまだまだ10年にもならないんだもんね」ということがよくわかります。

 

わからなくて当然。わかりにくくて当然。その中で、ものすごい吸収力で学んでいるその力や心に目を向けて、頑張ったことやできたことをできるだけ丁寧に拾って讃えてあげてほしいと思います^^

 

人間の知識欲はとても大きなものですから、本来の楽しいと感じる恵みを、多くの方々に喜びのまま育って欲しいという思いで書きました🌸

 

 

親御さんも、気を楽にされて、一緒にお勉強もなかなか楽しいものですよ^^

 

 

それでは、また😊💓

 

 

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【ポイント】

  • 教える人が勉強を好きになる(学ぶ喜びを知れば、正解不正解が気にならなくなりますし、ワクワクは伝わります
  • 失敗や間違いは、しっかり覚えるチャンスなので、叱らずにどこにつまづいたのか感じ取り、寄り添い導く
  • 本人の特性を知って生かす
  • 子供は自然摂理の中で思い切り遊ばせる
  • 生活や遊びと、勉強で学んでいることとを関連づけられるように導く
  • 教えることは、教える側にとっても学びである