お庭の蜂の巣^^
この巣はアシナガバチさんの古巣で、もう蜂さんは住んでいません。
ゲットしました^^笑(※じいじが娘に見せようと剪定した枝ごと持ってきてくれただけですが笑)
蜂の巣は、魔除けや千客万来の縁起物として貴重なアイテムとされてきましたが、他にも、「露蜂房」という漢方の生薬にもなります^^☆
『神農本草経』の中品には、「味苦平。驚癇瘛瘲、寒熱邪気、癲疾、鬼精、蟲毒、腸痔をつかさどる。火で熬るがよし」と収載されています。
中国では、このアシナガバチの巣が主流として使われているそうです^^
我が家の周りには、小さな生き物たちがたっくさんいるのですが、蜂さんもものすごく多いです。
ミツバチさんに、クマンバチさん、街では見かけたことのないお尻だけがオレンジ色の黒い蜂さん、アシナガバチさんにスズメバチさんと、庭にいるだけでたくさんの蜂さんを目にしますし、夏場は戸を開け放つことが多いので、毎日の様に家の中に入ってきます。
蜂さんは明るい方明るい方へ向かっていく習性があるので、屋内へ迷い込んだ時は外へ出せる場所以外の光を遮断すると良いらしいのですが、カーテンのついていない小窓に行ってしまうと、蜂さんもなぜ出られないのかと焦り、「こっちだよ〜」と誘導しようとしても、なかなか外へ出ることができません。笑
スズメバチさんが入った時もあって、スズメバチさんは何故か悠々と室内のガラス戸のサンに乗って休み始めてしまい、無事に外へ出してあげられるまで、他の家族を家の中から退避させて、1時間近くも待ちました^^;
誘導しようと奮闘しながらも、恐る恐る遠くから観察・・・・すごいフォルムですよね。まるで戦闘機みたい。おっかないです。笑
そのスズメバチさんは、時々お庭で見かけます。
先日はご機嫌でお水を飲みにきていました^^ご機嫌な時は他の蜂さん同様に可愛らしいです^^笑
この蜂の巣は、アシナガバチさんのものですが、家の裏の林の上でも、作業場の上でも、様々な蜂さんが巣を作っています^^
ビニールハウスの中は野菜を食べる虫さんがたくさんいるのですが、蜂さんや蝶さんたちもたくさんいて、受粉の手助けをしてくれているから、我が家の野菜の実り方は驚異的なのかも知れません。笑笑
今は、大根、白菜、キャベツ、レタス、ブロッコリー、スナップエンドウ、菊菜、小松菜、ほうれん草などを栽培しているのですが、レタスと菊菜以外はすでに虫さんたちの食べ放題コーナーと化しています。笑
屋敷では椎の実や栗、しいたけも収穫できるのですが、こちらはたぬきさんやハクビシンさん、ねずみさんたちと分けっこですね^^☆
椎の実は、よく洗って炒って食べます^^
甘くてすごく美味しいんですよね^^
私は果物は一口食べればもう要らなくなってしまうのですが、木の実は大好きで、家で収穫できるのはものすごく嬉しいです^^💓
自然の中で、ゆったりと生かされていると、自分という輪郭がなくなっていきます^^
自然の中にとけてなくなってしまうような、そんな感覚があります^^
今の課題は、洗剤類。
疫病流行下なので石鹸でしょっちゅう手を洗いますが、下水道がない過疎地のため、排水する家裏のため池を汚してしまいます。このため池は孤立しているので、土壌がろ過してくれて地下水となり、地下水の安全も問題のない数値ですが、それでも土壌に溜まっていくのは大きな懸念です。
「裏庭の竹で竹炭を作る」と舅が言い出し、しかも「ほたるの保存会では、竹炭を川や池に入れて水をきれいにする」という情報まで丁寧に言葉にしてくれたので笑、竹炭を一緒に作って、ため池に入れてみようかと思っています。
気が付いたことから、自然を傷めない生活へとシフトチェンジしていけるように、田舎生活を満喫していきたいと思っています^^☆
蜂の巣の発見は、「ああ、蜂さんもここで安心して過ごせているんだな^^」という共存できる喜びを分け与えてくれました^^
共存というだけでなく、私たち人間はそこから本当にたくさんの恵みをいただいているのですよね・・・人間からは何をお返しできるのかなとしみじみ考え込んでしまいます。
それにしましても、こげ茶と薄茶のグラデーションで光沢が出ているので、すでにオブジェとしても使えそうなほど美しいです^^☆
あの小さな体で、せっせと作るんですよね^^
蜂の巣を眺めながら、関心&尊敬しまくるのでした。笑