何度も押し寄せる突風に叩きつけられて、田植え中の田んぼに蝶が落ちたようで、目の前に流れ着いてきました。
あれ・・・この蝶はもしかして、旅する蝶「アサギマダラ」では・・・????
私も神職をさせていただいていた頃は、浅葱色の袴を着けていました。
浅葱色というのは、本当に爽やかで清らかな色です。
かすかに生命力を感じ取れ、近くに生えていた草さんに一枚葉っぱをくださいとお願いし、その葉で救おうとすると、一所懸命にしがみつこうとしてきました。
やっぱり生きててくれた!!
嬉しさを凌駕する、「早く出してあげないと」という焦り^^;
水面に羽が吸い付いてなかなか出られません><
手で掴むと鱗粉が剥がれてしまうので、旅する蝶には特に命取り。慎重になりながらも気ばかり焦ります><;
端に追いやり、土にしがみついたところを、お尻から押してあげ、水面から羽が離れました。
そのまま葉っぱに移ってもらい、田植えが終わって誰も踏み入れない日当たりの良い場所の草につかまらせて、「羽がよく乾いてから飛んでいくんだよ。ここは誰も来ないから、じっくりね^^」と話しかけると、「助けてくれてありがとう」と切実な思いが伝わってきました。
相当なダメージを受けたと思いますが、命ある限り、命いっぱい生きてほしいです。
生きていてくれて、ありがとう☆
草さんも、協力してくれてありがとう☆
今日は、端午の節句^^
娘を菖蒲湯に浸からせようと思います^^
人生、誰もが山あり谷ありで、平穏な時間は少ないものですが、1日1日、その尊い時間を大切に過ごしていきたいです🌸
<豆知識>
浅葱色・・・鮮やかな緑みの青。