師走の師は何を指す?【失われた歴史の観点から】

旧暦の「師走」。

現代では新暦と重ねて12月を指すことが多いのですが、旧暦に当てはめますと、新暦の12月下旬から2月の上旬ごろに当てはまります😊

 

旧暦の頃、年末から節分あたりまでの年越しや迎春の真っ最中のちょうどその頃でありますね^^✨

 

古くは「しは(わ)す」と記されたり、万葉集でも十二月と書いてしはすと読まれるなど、その根拠は不明ですが暗黙の了解のようです。(残念ながら今は失われていますが、「わ」と「は」の発音は微妙に異なるので、ここでは旧仮名遣いの「は」としておきます)

 

しかしながら、「しはす」に「師走」という漢字が当てはめられるようになったのは元禄時代とも言われます。結構最近ですね^^

 

それ故に、師走の師は何を指すのか、様々な説が混在いたします☆

考えるのも楽しいですね^^昔、小学生の頃は、「僧侶のこと」と習いました。

 

そこで、戦後、教育の現場からの神話など神道の歴史抹消により、あまり現代の世の中に出回っていない一つの説をこちらで共有させていただこうと思います^^

 

皆様は神宮をご存知でしょうか?

一般的には伊勢神宮と呼ばれますが、正式名称は「神宮」です。

 

神宮は皇室の祖先神をお祀りするため、日本の総氏神であり、日本人皆さんの氏神と言われています。

(現代は様々な理解がありますので、お嫌なお方はお心の中で拒否していただいて大丈夫です^^)

 

皆さんも、神棚にお祀りする御神札(おふだ)をご存知かと思いますが、全国の神社や寺院の御神札のルーツは、実は神宮の「神宮大麻(じんぐうたいま)」が起源です。

現代では、それぞれのお社の御神札と共に、「天照皇大神宮」と書かれた御神札を、全国の神社が神宮からお預かりして、お求めになられるお方にお分かちしておりますね^^

 

その神宮大麻にも起源があり、少なくとも平安時代には「御祓大麻」というものが存在していました。

御祓大麻はすごく大きく、高さ37cm、幅14cm、奥行き11cmもあったそうです^^;笑

 

「しはす」になりますと、その御祓大麻を、「御師(おんし/おし)」と呼ばれる神宮に仕える下級神職達が、全国に散らばり、新年を迎える準備をする各ご家庭へ伺ってご祈祷を施して皆さんに授けるために字のごとく馳せ回っていました。

 

江戸時代になると、準神職や僧侶も「御師」と称されるようになり、神宮の御祓大麻だけのことではなくなっていきました^^

 

神宮の内宮は、垂仁天皇25年(およそ紀元前5年)に創建されたと伝わり、古い歴史を持ちますし、何より戦前までは神宮や神道は日本人の精神そのものであったことから、、、記録が確かであるならば、、、ですが😆この説が最も有力ではないかと見ています☆

 

稲作に関することなど、身近なライフスタイルでもあり、信仰から旧暦の月名がつけられていることからしても、「師走」は御師が馳せ回ってくださる風物詩のような風景を当てたと考えるのが自然のような気がします^^

 

現代では、僧侶も日本独自の仏教として身近ですが、「しはす」という言葉が登場した頃は、まだ仏教の仏様を客神(まろうどのかみ)として、手厚く「もてなしていた」時代でしたからね^^笑

 

言葉は、このように、歴史もありその頃の光景もふと蘇るような立体的なものだなぁと、改めて感じ入ります🌸✨

 

身近な言葉こそ、由来を調べてみるのも楽しいものですね😊✨

 

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