つらくなったとき、苦しくなったとき、疲れちゃったとき、
まずは、自分の足元に帰ってみる。
今日、身体を抱きしめたかな?
今日、ちゃんとご飯、食べたかな?
今日、水飲んだかな?
自分のために、手を伸ばせば届く距離にいる人のために、自分ができることを、少しずつやってみる。
今日、この人たちはちゃんとご飯、食べたかな?
今日、この人たちは水飲んだかな?
今日、この人たちに笑顔を贈ったかな?
呼吸を整えて、自分がちゃんとここにいることを感じて、「ここにいる」ってことを、大切に抱きしめてみよう。
つらいときは、それだけでいい。
前を向かなくても、足元を見れば、自分がちゃんとここにいることを感じられる。
下を向いて外を歩いたら、草花が励ましてくれている。
無理に前を向かないで、つらい時間は優しさを受け取る時間だから、自分の今を、ここにいるかけがえのない瞬間を、大切に抱きしめてみよう。
大丈夫。無理して焦って歩き出さなくて、大丈夫。
歩きたくなってから、喜びと共にゆっくりと踏みしめてほしい。
生かされ生きる喜びは、休めば自然と、誰にも湧いてくるものだから。